HA-1、フロントパネルの小さなコダワリ
HA-1のフロントパネルの配置は、ポータブルで使うことを考えた小さなコダワリが
いくつかありますので、すこし紹介します。
電源スイッチ:普通のオーディオ機器と位置と方法が少しちがうのにお気づきでしょうか
なぜ、ボリュームの近くに横向きに?
・突起しているボリュームの脇にあるので、手探りで探せて確実にON/OFFできる
・同時に、ボリューム、ヘッドホンプラグの影になり、不用意に手が触れ誤操作しない
なぜ、パネルの穴からすこしだけレバーがのぞいているのか?
・パネル奥に引っ込め、手で触れるぎりぎりの突起部寸法にする
なぜ、小さい金属レバーのスイッチを使っているか?
・スイッチノブが短いため、軽すぎず適度な力が必要で、誤操作しにくくする
・スイッチの凹みにパイロットランプを入れ、シンプルで判り易いデザイン
つまり、手探りで操作でき、かつ、誤操作の防止(知らぬ間に電池がなくなっていた、は
悲しいですから)それから見た目の美しさも考えた配置と方法にしています。
入出力ジャック:なぜ入力が左で、ヘッドホン出力が右か?
・機器の配置として、信号は左から右へ、また、左が小さく右が大きい、というのが好ましい
・ボリュームも右が大きい
・電源スイッチも右がON
・ヘッドホンからつながっているケーブルをたどると、付近にボリューム、電源スイッチがある
ついでに、ケースのお話も
ケース:実物を手にされた方から「思っていたより小さかった」とよく言われます
パネルの要素がしっかりしているので、写真では大きく感じられるのではないかと思いますが
他のPHPA(ポータブルヘッドホンアンプ)と比較してHA-1は決して大きくはないとおもいます
・サイズ
・携帯でき、かつ内部の部品が収まるギリギリのサイズ(小さく)
・物として存在感を感じられ、プレーヤーとバランスのよいサイズ(小さ過ぎない)
・他のものをキズつけない形状
・ポケットやプレーヤー類をキズつけにくい角丸の断面形状
・角丸にできない胴とフロントパネルの境部分に樹脂バンパーで角を少なく
・堅牢さ
・万一落としたり、踏んだりしても壊れにくい丈夫な材質と構造
・本体厚1.5mm、フロントパネル厚3mm
・フロントネジ
・ポータブルとして十分太いM4の六角穴付きボルトでパネルと胴部を連結
ついでにリアネジ:
・手でまわせ、かつ、周りをキズつけない様、ローレットネジに樹脂のカバー
・万一、手でまわせない場合にはコインで回せる様、溝付きネジ
HA-1が世の中の平均的な物とちょっと違っていても、それぞれに理由があるのです。
自分目線で考えて造ることで、シンプルで愛着の持てるヘッドホンアンプを目指したいと思っています。
次回は、なぜ充電式でなく電池にしているか、、について書いてみたいとおもいます。
HA-1スタンダードモデルは以下で扱っていただいています
e☆イヤホンのブログ記事(HA-1の紹介)
http://ameblo.jp/e-earphone/entry-10457849418.html
フジヤエービックのページ
http://www.fujiya-avic.co.jp/
アコースティックフィールドのページ(プレカスタム、カスタムなど)
http://www.ahttp://www.acousticfield.jp/MHaudio/index.html
MH audioのブログ(他記事もご覧ください)
http://mh-audio.cocolog-nifty.com/
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